プルメリアに見惚れるキャマキリ

宮良加工所

2011年08月31日 14:39




台風11号の接近で、もう駄目かと思われた庭のプルメリアの木の蕾。ほころんで来て開花直前です。
主に似てマイペースな木なのか、例年冬に咲くので夏は珍しいです。

仕事の間に庭にさまよい出て、ホワーンと見ていると他にも見ている方が。気がつきましたか?
では、近くに寄って撮影してみましょう。

カマーッ!
やあ!マンティス(カマキリの英名)君ですね。
カマキリと言えば。

皆さん、ハリガネムシ、という寄生虫を知ってますか?
グロなのでここに写真はのせません。興味のある方はネットで検索あれー。
その名の通り、針金状のニョローとした寄生虫で、最終的にカマキリに寄生してから水辺で産卵するらしいのですが・・。
なんと!このハリガネムシ、自らの繁殖の為に、フェロモンか何かを出すことでカマキリを操って水辺にまで行かせるんだそうです。
このような、三角の顔も、カマも持つシュッとした立派なカマキリが、ニョローとしたただの棒みたいな寄生虫に操られてしまう不思議。
水辺にいった後、ハリガネムシが体から出て来たカマキリは死んでしまうんだそうな。ハリガネムシ、やりたい放題です。

訳もなく、気がつけばフラフラーっと水際に行ってしまうことのある、そんなあなたの中にも?ヒャー。

「気をつけよう・・・ドキドキ。」

では、仕事に戻ります。
また次回。


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