祖母のジーファー?
有って無きが如しの宮良加工所の営業時間ですが、ここで、年末年始の営業のご案内などをいっちょ前に。
12月29日~1月3日の間は、基本休業とさせて頂きます。
お預かりした仕事を受け取りにいらっしゃりたい、或いはこの期間にどうしてもいらっしゃりたいという方にはフレキシボー(テーゲーとも言う?)に対応したいと思いますが、時間に関しては事前に電話でご相談下さい。
さてさて、年末も押し迫った今日この頃。例年、大掃除に関しては記憶から抹消して、全く平常通りの状態(小さい子がいる家だから!を言い訳にアチコチ汚れている)でお正月を迎える我が家ですが、今年は珍しくゴミを大量に出したりしています。
しかし、家からでるゴミや整理したものではなく、別の所にホッタラカシにしておいた、処分デキナイモノ?の整理の為です。
モッタイナイ教の呪われた血が流れる父と自分は、自宅にある色々な物をサッサと片付ける気にもなれず今日まで放置してしまいました。
最近、保管場所を、別の目的で使うことに決まった為、やーっと重い腰を動かして片付ける気になったのです。
さすがに今やっとかないと、体力的にドンドンきつくなってくるわさ、と思う位大量にあります。(涙)
実は先日も、エッサホイサと片づけをしていると、14年ほど前に亡くなりました祖母の物であろうジーファーが出てきました。
祖母は踊りをする人では無かった為、普段使いで髷にさして使っていたものでしょうか? 一番短いものは自分が製作して販売しているものに比べて、随分短く2寸強(7cm足らず)位。
実は、これ位のミニ?ジーファーのオーダーを地元の方から頂いて製作したこともあるので八重山では珍しい長さではないのでしょうね。
花の部分もコロンと厚みがあって、作った人の個性が出ているのかなあとうかがえます。沖縄のあちこちの家庭に、こういう味のある古いジーファーが眠っていているんでしょうね。
他のものはこの機会に整理しますが、このジーファーは取っておきたいと思います。骨董屋ではありませんが、加工所のケースに飾っておきましょうね~。
と、しみじみしていたりしてさっぱり片付けははかどらないのであった。
年またぐねこりゃー。
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