アメリカ世の名残、B円

宮良加工所

2012年07月10日 23:50

先月のことになりますが、嫁子供が里帰りしていました。

久々に戻った、独身生活。
家の中を歩いていて、子供のおもちゃや放置された食べ物を踏んでノウッとなることもない。
リラックスして惰眠をむさぼっていると、ドーン!と体当たりで起こされることもない。
開放感の余り、食生活は飼い犬以下になりました~

まそんな生活の中で、仕事以外に空いた時間。やらねば・・と日頃思っていた片付けに手をつけることが出来ました。
自分の住まいは元々死んだ祖父母が住んでいたので、自分の知らないものがいまだ出てきたりします。

今回古い日本の紙幣や台湾ドルに混じって発見されたのは、いわゆる”B円”。

1945年から58年まで米軍が発行して、沖縄で使われた軍票(ぐんぴょう)です。ユンピョウ元気?
耳にしたことはありましたが、初めて実物を見ました。
家にあったとは。
ナルホド、今見るとサイズの小ささ・柄の乏しさなど、紙幣と言うよりは券とか票という感じですが、混乱した当時、現金として確かに流通したこれらB円に、人々は今我々が諭吉さんや漱石さんにするように一喜一憂していたのですね。

調べてみると、レートが米軍に都合良く設定されていた為、本土企業の沖縄進出が遅れた原因の一因ともなったようですね。


なんだ、マニーってただの紙切れじゃねえか!
こんなものにあまり振り回されずに生きようぜブラザー!


口が裂けても言えません。
ちなみに自分は犬の散歩中によく小銭を拾ってプチ幸せを感じています。

B円は、捨てずに取っておきましょうね~。

ちなみに嫁は、何故か実家にあったという白土三平の傑作漫画「カムイ伝」を持って帰ってきました。
かなりのボリュームです。読むのが楽しみだ←時代劇漫画好き

そんな訳で、やっぱり昭和なものの無くならない我が家なのでした。
(爆)






関連記事