さよならだけが人生だ
♪ともよ~♪と、長女がAKB48の曲を歌っています。
自分が中学生の頃は、おニャン子の「じゃあね」が卒業ソングの定番でしたね。
親子2代にまたがって、口ずさんでしまう秋元康印の歌謡曲。恐るべし、です。
春はお別れの季節、です。
毎年この時期になると、身の回りの誰かが島から去っていきます。
転勤だったり、家族の事情だったり、経済的な事情だったり、理由はその人によって様々。
去る方々は意外と晴れ晴れされてる場合が多いですが、万年送り出す側の、石垣に根っこの生えた推定内地不適合者の自分は、あーまた一人帰っちまったよおと感傷にひたる時期でもあります。
今回お仕事を頂いたお客様も、3月末で家族で石垣から内地に引越しされる方です。
内地出身のご主人と、職場結婚された島出身の奥様。
こちらも夫婦ともどもお世話になりました。
お世話になった方への贈り物と、奥様が石垣の思い出にとご自分用に一つ、計4個の黒蝶真珠のペンダントです。
真珠は持ち込みで、ホワイトゴールドのペンダント金具だけ製作しました。
真珠をつける前の金具はコチラ。↓シンプルなこの金具、正面より見るとバチの形をしている為バチカンと呼ばれます。法王様のいる宗教国家とは関係ありません。(出たおやじギャグ)
真珠やサンゴ用の金具には、ほとんどこのように芯が立っていて、石に穴を開けてから接着するのです。ダイヤ等に比べて硬くない宝石であり、透明では無くマットな色である為このような留め方が適しているんですねー。
T様ご夫妻、有難うございました。
ご主人の故郷での新生活、ご家族のご健康をお祈りしてます!お元気で!
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