2013年08月06日

クモのバックル②

暑いです。溶けてしまいそうです。でも何とか生きてます。
クモのバックル②
ジャックフルーツ植えてから4年目ですが何時実がなるのでせうか、、、、?




前回のブログで、キャストを自分でやると皆通る道です。、、云々とかきましたが、どーゆー意味?とお思いの方に、




本来、キャスト作業は所謂キャスト屋さんに外注加工をお願いするものなのですが、
それを無理して自分で鋳造器具一式をそろえてキャストして、んで上手い具合に鋳造できちゃったりすると「こんなんもできるかなー?」と色々とワックス以外のものを試したりするのです。



自分が最初に買った彫金のバイブル本、「彫金教室」(ヒコミズノ著)にはバッタをキャストした写真が載っていました。
埋没材を700度で焼成した時に埋めたものが灰も残さず焼くことが出来れば、鋳造出来るはずです。クモ以外にちっちゃい花とか、カマキリとかナナフシとか蜂等々、、、



色々やりました。カニは上手くいきませんでした。干からびたヤモリもしかり、、、。まあやってるうちに上手く出来る出来ないが解ってくるのと、
実際出来上がった物が自己満足で終わっちゃたりしてあまりやらなくなるのです。それでも家の中にでてくるクモなんぞは家族が嫌がるので、仕方なく往生していただいた後にキャストしてました。


クモのバックル②
一番おおきいのを使ってのバックルです。




おおーっとそのまえに、、、




クモのバックル②
クモを留める前にバックルの金具をロウ付けです。
炎で全体を温めるロウ付けが基本ですが、対象物(母材といいます)が大きかったり小さかったり熱回しは一筋縄ではいきません。



クモのバックル②
それでも何とかくっつけて、クモもロウ付け出来ました。



クモのバックル②
クモのバックル②
黒くいぶして磨いて完成です。

クモのバックル②
画像では華奢にみえますが、実際はしっかりしております。
幅約63mm、高さ約57mm、ベルト幅40mm、重量は約100gです。

このバックルはいつも大変お世話になっているレザー&ナイフのクエロさんとこで展示販売中です。

クモ嫌いの方、すいませんでした。
クモ好きの方、いかがっすか~?




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Posted by 宮良加工所 at 16:50│Comments(1)商品紹介仕事
この記事へのコメント
やっぱりリアル感はカッコいいですねぇ!!
Posted by 真夏 at 2013年08月13日 09:12
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