2011年06月30日

CUEROさんに納品

石垣で唯一、革製品の製作・販売をされている”Leather&Knife CUERO"さん。
石垣の方で気になっているけど行ったことない、という方もいるのでは。
宮良加工所もそうだったのですが、このたび商品を置かせて頂くことになり、お邪魔しました。
CUEROさんに納品


お店の外観はウエスタン調ですが、西部の酒場のようによそ者は
”坊やはミルク飲んでけえんな!”
と冷たい扱いを受けることも無く、ここにしかない商品たちと気さくな田中さんが迎えてくれます。
会計の奥の方が工房にもなっており、色々な種類の皮がぶら下がっています。面白そう・・・。
CUEROさんに納品
人気のみんさー織×皮のウォレット達。皮の小物類は4~5千円からあります。
CUEROさんに納品
左側は石垣牛の皮を使った商品達。中央奥にあるお財布、心霊写真じゃありませんよ。
アンガマーのお面の模様を、皮を加工することで立体的に浮き上がらせているそうです。びっくりです。
他にも島の藍で染めた皮製品とか、製作中のあんつく(編み物)×皮とか、面白いものがたくさんありました。

革製品・ナイフはオーダーも受けてくれるそうです。
オーナーの田中さん、すごくもの作りを楽しんでらっしゃるんだなあという感じ。
それだけじゃなく、今回オリジナルコンチョ(ポンチョじゃないよ。コイン状の装身具)をシルバーで作りたいということで相談を受けて、ワックスで原型となるものを作ってもらったのですが、初めてとは思えない完成度で作ってらっしゃいました。
クラフトマンとしてもかなりの腕では。

そして、CUEROさんと宮良加工所との共通するこだわりがもしあるとすれば
made in 俺。
みたいなものでしょうか。
自分も、さすがに南米に行って銀を掘って来ることは不可能ですが、銀として自分の目の前に来たならば、製品になるまで責任を持って、全ての工程自分で仕上げたい。というか他人にまかせてやってもらってもつまらんし!(石垣の自分の工房の設備だけで、という制約はありますが。)たくさんは作れないので、お客様にはお待ち頂いたりして申し訳ないですが・・・。

納品した商品は3点。
お店のメキシカンな雰囲気に合わせ、名付けて”弦楽器でスリー・アミーゴス!(1986年の名作映画”サボテン・ブラザーズ”の原題)”
三線ペンダントと、ギターペンダントと、あと1点はお店で見てのお楽しみです。うたの日コンサートで感動した方にお勧めです。
カッケー店内で浮いちゃったらどうしよう、とも思ったのですが、店内にはヴィンテージのギターやグレイトフルデッドのUSED Tシャツやグッズなど音楽関連の商品もあり、割と馴染んでました。
というか、自分の作業場の片隅で見るより何割増しか良く見えました。(あくまでも当社比ですが)
スゴイ!
宮良加工所はホント加工所であって、お客様をおもてなしする空間では全然無いので・・・お店で買い物したい!って方は是非こちらでどうぞ~。

お店は市役所通りのピザパルコの向かいです。
CUEROさんの商品は、他では売ってなく、一見の価値ありですのでお近くに行った際は行ってみて下さい。




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Posted by 宮良加工所 at 14:44│Comments(0)仕事
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